グランプリ(賞金王決定戦)&グランプリシリーズは毎年12月に開催される賞金王を決めるSG(スペシャルグレード)の競艇レースになります。
2019年のグランプリ(賞金王決定戦)とグランプリシリーズの日程や開催地に出場資格、またグランプリ(賞金王決定戦)の歴史や過去の優勝者もまとめてみました。
-
2019競艇SG&PG1競走の日程と開催地まとめ
いよいよ2019年になり、競艇でもSG競走についての情報が発表されてきました。 ここでは2019年競艇SG競走の日程や開催地、また出場資格についてもまとめていきます。 SG競艇予想で本当に稼げるのはコ ...
グランプリ&グランプリシリーズとは
グランプリ(賞金王決定戦)は、毎年12月下旬に開催される「その年の賞金王」を決める最後で最大のSG競走になります。
また同じ日程と会場で並行して開催される「グランプリシリーズ(賞金王シリーズ)」もSG競走になります。
1986年(昭和61年)に賞金王決定戦がSG競走として、賞金王シリーズが一般戦として開催されましたが、1988年(昭和63年)には賞金王シリーズがG2競走にランクアップし、1991年(平成3年)に賞金王シリーズがG1競走にランクアップ、最終的に1997年(平成9年)に賞金王シリーズもSG競走へ格上げとなった。
グランプリ&グランプリシリーズ出場資格は
グランプリ(賞金王決定戦)とグランプリシリーズ(賞金王シリーズ)の出場資格は下記の通りになります。
- 本年1月1日からチャレンジカップ最終日までの獲得賞金ランキング上位者
- グランプリ(賞金王決定戦)は獲得賞金ランキング上位18位(1位から18位)
- グランプリシリーズは獲得賞金ランキング19位から60位まで選出
グランプリとグランプリシリーズの出場資格は、その年の獲得賞金ランキング上位者のみで選考され、優先出場権は定められていません。
グランプリ(賞金王決定戦)トライアル1stで敗退した選手は、グランプリシリーズに途中から合流することができます。
グランプリ&グランプリシリーズ2019年の開催地と日程は
2019年のグランプリ(賞金王決定戦)とグランプリシリーズの開催地と日程について調べてみました。
第34回大会グランプリ(賞金王決定戦)&グランプリシリーズ
日程:2019年12月17日~12月22日
開催地:ボートレース住之江
グランプリ&グランプリシリーズ優勝賞金は
グランプリ(賞金王決定戦)の優勝賞金は1億円で、グランプリシリーズの優勝賞金1600万円になります。
賞金王決定戦の優勝賞金は1986年の第1回大会は3000万円で始まり、1989年の第4回大会から3300万円に増額、1990年の第5回大会から4000万円に増額、1992年の第7回大会で5000万円に増額、1994年第9回大会で6000万円に増額、1996年の第11回大会で8000万円に増額、1997年の第12回大会から1億円になり現在に至ります。
一方、賞金王シリーズの優勝賞金は1997年の第12回大会にSG競走へ格上げとなった年に1300万円、翌年1998年の第13回大会から1600万円に増額になり現在に至ります。
グランプリ&グランプリシリーズ過去の優勝選手と開催場
過去10年分のグランプリ(賞金王決定戦)の優勝選手と開催されたボートレース場を紹介します。
開催年/回数 | 開催場 | 優勝者 | 登録番号 | 年齢 | 枠番 | コース | 決まり手 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2018年/33回 | 住之江 | 峰竜太 | 4320 | 33 | 1 | 1 | 逃げ |
2017年/32回 | 住之江 | 桐生順平 | 4444 | 31 | 1 | 1 | 逃げ |
2016年/31回 | 住之江 | 瓜生正義 | 3783 | 40 | 1 | 1 | 逃げ |
2015年/30回 | 住之江 | 山崎智也 | 3622 | 41 | 1 | 1 | 逃げ |
2014年/29回 | 平和島 | 茅原悠紀 | 4418 | 27 | 6 | 6 | 差し |
2013年/28回 | 住之江 | 池田浩二 | 3941 | 35 | 1 | 1 | 逃げ |
2012年/27回 | 住之江 | 山崎智也 | 3622 | 38 | 4 | 4 | まくり差し |
2011年/26回 | 住之江 | 池田浩二 | 3941 | 33 | 1 | 1 | 逃げ |
2010年/25回 | 住之江 | 中島孝平 | 4013 | 31 | 2 | 2 | まくり |
2009年/24回 | 住之江 | 松井繁 | 3415 | 40 | 3 | 3 | 差し |
グランプリ(賞金王決定戦)優勝戦の過去10年分の優勝者を見ても、その栄光を二度味わう選手はいないので、いかに賞金王のタイトルを取るのが難しいのかがわかります。
過去10年分の賞金王シリーズの優勝選手と開催されたボートレース場を紹介します。
開催年/回数 | 開催場 | 優勝者 | 登録番号 | 年齢 | 枠番 | コース | 決まり手 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2018年/33回 | 住之江 | 平尾崇典 | 3822 | 46 | 1 | 1 | 逃げ |
2017年/32回 | 住之江 | 新田雄史 | 4344 | 32 | 1 | 1 | 逃げ |
2016年/31回 | 住之江 | 今垣光太郎 | 3388 | 47 | 1 | 1 | 逃げ |
2015年/30回 | 住之江 | 長田頼宗 | 4266 | 30 | 1 | 1 | 逃げ |
2014年/29回 | 平和島 | 平本真之 | 4337 | 30 | 4 | 5 | まくり |
2013年/28回 | 住之江 | 前本泰和 | 3573 | 41 | 1 | 1 | 逃げ |
2012年/27回 | 住之江 | 篠崎元志 | 4350 | 26 | 1 | 1 | 逃げ |
2011年/26回 | 住之江 | 勝野竜司 | 3697 | 39 | 1 | 1 | 逃げ |
2010年/25回 | 住之江 | 山崎智也 | 3622 | 36 | 4 | 4 | まくり |
2009年/24回 | 住之江 | 井口佳典 | 4024 | 32 | 1 | 1 | 逃げ |
賞金王シリーズ優勝戦の過去10年分の優勝者も日本を代表するボートレーサーが名前を連ねています。
グランプリもグランプリシリーズも決まり手に関してみると、ほとんどが「イン逃げ」で決まっていることから、強い選手がプレッシャーを押しのけて、しっかり優勝していることが分かりますね。
グランプリ&グランプリシリーズまとめ
今回の記事では「グランプリ(賞金王決定戦)」と「グランプリシリーズ(賞金王シリーズ)」について詳しく調べてみましたが、優勝賞金1億円の最高峰SG競走を制するものが、その年の獲得賞金ランキングの賞金王に輝くのは間違いありません。
またグランプリ(賞金王決定戦)の優勝戦に出場し、完走した選手は翌年の10月までのSG競走に優先出走が確定しますので、全てのボートレーサーが必死になって狙っていくレースになります。
まさにグランプリ(賞金王決定戦)に向けて、全てのボートレーサーが1月1日から頑張っていくといっても過言ではありません。